バリ島関連書籍

バリ島を描いた作品、およびバリ島を舞台とした書籍として、日本人作者のものを挙げると、次のものがあります。

●吉本ばなな「マリカのソファー/バリ夢日記」
●姿月あさと「優しいバリ 私が「わたし」に返る島」

吉本ばななの「マリカのソファー/バリ夢日記」は、解離性同一障害、いわゆる多重人格の病気をもった少女、マリカと、ジュンコ先生との物語で、バリ島が舞台となっています。この作品を執筆するにあたり、吉本ばなな自信がバリ島で取材したときの記録が「バリ夢日記」として記されています。

姿月あさとは、1970年大阪生まれのヴォーカリストです。宝塚歌劇団の元宙組みの男役のトップスターだった人です。宝塚歌劇団を退団後も活発な芸能活動を続ける一方で、写真集やエッセイを出版しています。この「優しいバリ 私が「わたし」に返る島」は、2004年9月に出版されました。夫の海外赴任に同行して3年半バリ島で生活した体験談を中心に構成されています。バリ島旅行で観光客はあまり訪れる機会はないかもしれませんが、絶対にはずせないという魅力的なポイントを解説しています。また、バリ島の島の人たちとの交流や島での生活、おいしい食事どころ、スパ、お土産など・・・味わい深いバリ島の魅力を伝えたいという作者の意気込みが伝わる作品です。

旅行前にこれらの作品を読んで出かけると、島を見る目が変わってくるかもしれません。自分なりのバリの魅力を見つけることができればいいですよね。



Posted by AsiaNeed

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